「風のクロノア」長編アニメ化企画が進行中
人気ゲーム「風のクロノア」シリーズの長編アニメ化を企画していることを、アメリカでアニメ・コミック製作などを行っているHenshin社が発表した。
「風のクロノア」シリーズは、1997年にナムコ(現:バンダイナムコゲームス)から発売されたプレイステーション対応ソフト「風のクロノア door to phantomile」から始まる、風の村ブリーガルに住む長い耳を持つ男の子・クロノアを主人公に彼と仲間たちの冒険を描いた作品。クロノアの「わふー!」という口癖や、登場キャラクターたちが話す「ファントマイル語」なども人気を集めた。
Henshin社の長編アニメプロジェクトは、バンダイナムコグループのクラシックゲームキャラクターたちをリメイクしたウェブコミックサイト「ShiftyLook」で、「風のクロノア」のコミックを連載していた漫画家のありがひとしが脚本やキャラクターデザインを務めるという。ありがは自身のTwitterで、「クロノアのアニメ企画が発表されました! HENSHIN(@TeamHenshin)さんの方からのインフォもいずれあるかと思います! とりあえず、今はこれ以上は言えないっ」とコメント。またプロデューサーのロブ・プレイダが、「ShiftyLook」の時のプロデューサーであったこともつづっている。
さらにありがは「クロノアアニメですが、現段階では音声はファントマイル語(クロノア語)で、そこに字幕をつける予定で進行中。 なので、英語だけじゃなくて日本語版字幕もつける予定だよー!」とファンにとってうれしい設定も告白。ちなみにバンダイナムコ側に確認したところ、実際にHenshin社はライセンス(使用許諾)を受けて製作しているとのこと。だがあくまでもHenshin社が進めているプロジェクトのよう。完成時期やどのような形態で公開するのかについては明かされていない。(編集部・井本早紀)