ユーミン、SMAPに手紙 ファンから感謝殺到
10月31日にフジテレビ系で放送された「SMAP×SMAP」に約10年ぶりに登場してSMAPとともに歌声を披露した歌手の松任谷由実が番組の放送にあわせて自身のTwitterを更新し、SMAPへの思いをつづった。番組収録時にメンバー全員に手紙を書いて送ったというユーミンのツイートに、ファンからは感謝の思いが多数寄せられた。
松任谷はまず、「スマスマ前回出演から、もう10年もたったのかあ。それぞれ色々あって当然。感無量」とつぶやき、初めて会った頃のSMAPについて「みんな少し鼻っ柱の強そうな、溌溂(はつらつ)とした男子だった!」と述懐。松任谷が同グループに寄せる思いは強く、「スマスマの収録に向かうレインボーブリッジの上で、たまらなく悲しくなった」と収録日の気持ちを吐露した。
そして「一人一人に手紙を書いて、楽屋に置いた。(いつかSMAPとして、みんなが笑って会えるように、もっともっと大きなひとになって、思い出の欠片いっこもなくさないようにしてね)って」と明かす松任谷のツイートにファンからは「ユーミンさん、ありがとうございました」「(SMAPは)必ず一文字も落とすことなく読んでいると思います」など感謝の言葉が殺到。また「素敵な優しい歌と空間でした」「『守ってあげたい』で号泣しました」と松任谷とSMAPの共演を観たファンらの感動の声も多く上がっていた。
収録現場での様子を「録り終わったあとそれぞれと目を見て握手」「集合写真は私真ん中で、目一杯腕を伸ばして、SMAP5人と肩組んで、『笑って、笑って!』って言いながら撮った」とファンに伝えた松任谷。「なんでもっと早くSMAPを応援してること、堂々と表明しなかったんだろう」と後悔の念もつづりつつ、「一度でも成功を手にしたアーティスト、ましてやスターは、栄光と同じだけの不条理も受け入れなくてはならないのだ」とSMAPとの共演を終えて感じた思いも明らかにしていた。(五十嵐洋介)