有村架純、次期朝ドラ「ひよっこ」ガンバット~!
2017年4月3日からNHKで始まる連続テレビ小説「ひよっこ」の取材会が5日に茨城県高萩市で行われ、ヒロインを務める女優の有村架純が参加して、「最後までガンバット~!」と茨城弁で意気込みを語った。有村が奥茨城の農家に生まれてのんびりと育った主人公・谷田部みね子を演じる同ドラマは、今月2日に同市で本格クランクインを迎えた。
9月下旬の先行撮影で稲刈りの撮影が行われた田んぼに囲まれたあぜ道で行われた取材会にのぞんだ有村は、NHKの朝の顔となる自身のドラマの撮影について「(キャストとスタッフの)チームワークは抜群で、順調に進めることができています」とアピール。劇中では「んだんだ」「だっぺ」などの茨城弁を使って話す役どころだが、関西出身であるがゆえに変なイントネーションになってしまうことがあるという苦労も明かした。
また、朝ドラのヒロインという大役に挑んでいることについて「作品によって気分が違うということはないです」とマイペースに語りつつ、「ヒロインをやらせてもらうからには、当然、毎日元気でいたい。キャスト・スタッフのみなさんと仲良く支え合いながらできれば」と静かなやる気を見せた有村。「茨城弁で意気込みを」という記者の問いかけには、方言指導の先生に教わりながら「『ひよっこ』の撮影、最後までガンバット~!」と笑顔で答えていた。
この日の取材会には有村のほか、みね子の母・谷田部美代子役の木村佳乃、叔父・小祝宗男役の峯田和伸、祖父・谷田部茂役の古谷一行、妹・谷田部ちよ子役の宮原和ちゃん、弟・谷田部進役の高橋來くん、そして本ドラマの制作統括を務める菓子浩が参加した。
連続テレビ小説96作目となる本作は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。茨城県の農家に生まれたのんびり屋のヒロイン・谷田部みね子が、東京へ出稼ぎに行った父親・実(沢村一樹)が行方不明になったことから上京を決意。自分の殻を破って「幸せな家族を取り戻す大冒険」に繰り出す姿が描かれる。脚本を担当する岡田惠和は「ちゅらさん」「おひさま」に続き3度目の朝ドラ挑戦となる。(編集部・海江田宗)
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」は2017年4月3日~9月30日まで放送 全156回(予定)