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加藤夏希、主演作との不思議なつながり告白…「DVDのころには離婚しないように」

結婚、出産を経て映画公開を迎えた加藤夏希
結婚、出産を経て映画公開を迎えた加藤夏希

 女優の加藤夏希が5日、都内で行われた主演映画『愛∞コンタクト』の初日舞台あいさつに出席、主演作との不思議な縁を語った。この日は、同じく主演の広澤草、監督・脚本の渡辺あい(『感電』『LOVE REVOLUTIONS』) 、幕間映像演出の淺雄望、プロデューサーの早川ナオミこと中原翔子も登壇した。

【写真】『愛∞コンタクト』初日フォトギャラリー

 アダルトビデオ界の巨匠・代々木忠監督の著書「つながる/セックスが愛に変わるために」を基に、さまざまな出来事を通じて、愛について見つめ直す3人の女性を追ったオムニバス映画。加藤はその一編『LOVE REVOLUTIONS』で熱愛報道の末に恋人から別れを告げられ愛の意味を見失う女優・愛子を、広澤は『おはよう、マコちゃん』で恋人の風俗通いを調査するうち、自身もヘルス嬢となってしまう女性マコを演じている。

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代々木忠監督からの花束に涙する中原翔子

 「つながる」というテーマに絡めて作品とのつながりを尋ねられた加藤は、「この映画を撮影したのが2014年7月で、その年の6月は結婚した月。撮影の最終日が7月7日だったんですが、その2年後の7月7日に出産をしたんです。人生の分岐点の中にこの作品があって、愛についてあなたしっかり考えなさい! って背中を押されているようで、つながっているなって感じています」としみじみ。続けて「DVDになったときに離婚にならないように、つながりをひきとめていたいです」と続けて会場を笑いで包んだ。

3年を経てついに公開!キャストが登壇!

 一方の広澤は、「実際にマコっていう友達がいて、本当に映画に出てくるマコにそっくり。相談を受ける立場だったので、意外とそばにいるなって思えたのが楽しい経験になりました」と笑顔。「最近その子が結婚したんですが、相手がダメ男ではなかったので、本当によかったです」と茶目っ気たっぷりに語った。

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 この日は、原作の代々木もサプライズ登壇。原作に惚れ込み、約3年の月日をかけて本作を作り上げた中原を、花束と握手で祝福した代々木は、「2011年の311の後、マスコミでもわれわれの中でもつながるということを意識する時代が来た。21世紀は女性性の時代になるとも思っていたので、震災の後に女性に向けての本として出したのが「つながる」。それを中原さんが受け止めていただいて、映画化したい。しかも女性の監督で、女性を主演でやりたいと言っていただいて、こんな喜びはなかったです」とコメント。

 その言葉を聞いた中原の目には涙が。「ご縁があって映画化させていただくことになり、3年近い月日がたちました。やっとスタートラインに立てたという気になっております。またご支援のほど、よろしくお願いいたします」と頭を下げる姿に、会場からは温かい拍手が送られた。(編集部・入倉功一)

映画『愛∞コンタクト』は渋谷ユーロスペースにてレイトショー公開中 ほか順次公開

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