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『亜人』主演・佐藤健、漫画実写化ブームに持論 役者として「避けては通れないもの」

佐藤健が俳優の立場から漫画実写化についてコメント
佐藤健が俳優の立場から漫画実写化についてコメント - (C) 2017映画「亜人」製作委員会

 アニメ化もされた桜井画門による漫画「亜人」が佐藤健主演で実写映画化されることが発表された。いまや人気コミックの実写化は、日本映画界のメインストリームといえるほどに発展。最近も「銀魂」や「BLEACH」「ジョジョの奇妙な冒険」など、実写化不可能と考えられてきた超ヒット作の実写化が発表されている。そんな漫画実写化ブームについて、佐藤は「今の時代を象徴している」と表現、俳優として「避けては通れないもの」と感じているのだという。

【写真】いま27歳!佐藤健

 シリーズ累計興行収入125億円を突破した『るろうに剣心』や、神木隆之介とW主演を務めた『バクマン。』など、漫画実写化作への出演実績は十分の佐藤。「漫画原作の実写化は今もなお賛否両論あるものの、もはや今の時代を象徴しているようなところもあり、避けては通れないものだと感じています」という持論に加え、「それに成功例があることも事実で、それを目指して多くの映画人たちは、何か良い原作はないものかと様々な漫画を読み漁っているというのが今の業界の実状です」と製作側の目線からコメント。

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 「もちろん、僕もその内のひとりですが、当然のように漫画を映画にするということはとても難しい作業なわけで、この原作を映画化したいと思えるような作品には簡単に出会うことはできません」とも明かす。今回、主演が発表された『亜人』は、決して死なない新人類・亜人が存在する世界を舞台に、主人公の圭が大規模な戦闘に向かっていく姿を描く物語。亜人という特殊な人類、さらに亜人が分身として操る“IBM”と呼ばれる黒い物体など、映像化への困難は多い。さらに、“死なない”という亜人の設定から激しいアクションは避けられない。

 2年ほど前に映画化の話を受け、原作を読んだ佐藤は、それでも映画化したいという思いを持ったという。理由は、「この『亜人』という原作を映画化する意義がしっかりと見えたからです。それは、“死なないという特性を利用して、今までにないアクション映画がつくれる”ということです」。メガホンを取った本広克行監督も、日本映画でこれほどスケールの大きな話が撮れるのかどうか悩んだというが、「“絶対に死なない男のアクション”を追求して、皆さんに驚いてもらえるような、アクションの枠を超えた世界初の映像体験をお届けしたいと思っています!」と意気込みを明かしている。

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 亜人として俳優たちが戦闘している“画”が見えているという佐藤。アクションには、『るろうに剣心』のチームが結集。「みなさんと久しぶりに再会し、これからの撮影に向けて、今は日々アクションを練っている段階です。まだクランクイン前ですが、これは上手くいけば相当極上なエンターテインメント作品に仕上がるのではないかと手応えを感じております」と自信をのぞかせている。(編集部・小山美咲)

映画『亜人』は2017年全国公開

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