ハリウッド版『攻殻機動隊』アニメそのまま!スカヨハの熱光学迷彩バトル公開
士郎正宗の人気コミック「攻殻機動隊」をハリウッドで実写化する『ゴースト・イン・ザ・シェル(原題) / Ghost In The Shell』の最新映像がYouTubeで公開され、アニメ版でもおなじみの、周囲の景色に溶け込む熱光学迷彩を使用するシーンがお披露目された。
原作は、近未来を舞台に、サイバー犯罪やテロリズムの捜査など多岐にわたる任務を極秘裏に遂行する、内務省公安9課(通称:攻殻機動隊)を率いるヒロイン・草薙素子とメンバーたちの活躍を描いたSF作品。ハリウッド版ではスカーレット・ヨハンソンが素子ならぬ“少佐”を演じ、ビートたけしが公安9課の創設者にして課長の荒巻大輔役で出演。『スノーホワイト』のルパート・サンダーズ監督がメガホンを取った。
今回公開されたのは、スカーレット演じる少佐のバトルを映し出した13秒の映像で、熱光学迷彩で姿を消した少佐が、男をたたきふせる一瞬が収められている。水たまりになったバラック内の空き地というロケーションや、少佐の着るスーツのデザインなどは、押井守監督が1995年に発表したアニメ版『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』で描かれたイメージそのもので、ハリウッド版にも強い影響を与えていることが見てとれる。
映像の最後には、「11.13 TOKYO」という予告めいた謎のメッセージが。この日は日本でスカーレットらも出席する大規模イベント「GHOST IN THE SHELL エクスクルーシブ・イベント」が行われる予定で、ここでようやく全長版の予告編が公開されることになりそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル(原題)』は2017年公開