マシュー・マコノヒー、南北戦争で黒人奴隷を率いたヒーローに！2月日本公開

　マシュー・マコノヒーが南北戦争において黒人奴隷を率いた実在のヒーロー、ニュートン・ナイトにふんした映画『The Free State of Jones』の邦題が『ニュートン・ナイト／自由の旗をかかげた男』に決まり、2017年2月4日より日本公開されることが明らかになった。

【画像】『ダラス・バイヤーズクラブ』ではガリガリになったマコノヒー

　時は1863年、南北戦争で二つに引き裂かれたアメリカで、ニュートンは甥の遺体を家族に届けようと南部軍を脱走。故郷で農民たちから農作物を奪う軍と衝突して追われる身となった彼は湿原に身を隠し、そこで出会った黒人の逃亡奴隷たちと友情を築くことに。そして、黒人と白人が手を結ぶことなどありえなかった南部において、貧しい白人の農民たちと逃亡した黒人奴隷500人で結成された自由軍を率いて、100万人の南部軍に立ち向かうことになる。

　出身地であるミシシッピ州ジョーンズ郡に、真の自由を求めて肌の色に関係なく誰もが平等な「自由州」を設立したニュートンを、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたマシューが熱演。アメリカ史が封印してきたニュートンの真実を伝えることが映画人としての使命だと決意した『ハンガー・ゲーム』や『シービスケット』のゲイリー・ロス監督が、10年にわたるリサーチを基に作り上げた意欲作だ。（編集部・市川遥）　

映画『ニュートン・ナイト／自由の旗をかかげた男』は2017年2月4日より新宿武蔵野館、ヒューマントラスト渋谷ほか全国順次公開