岡田准一のカミカミ報告にファン興奮!はにかむ姿に歓声
V6の岡田准一が14日、都内で行われた映画『海賊とよばれた男』完成記念イベントに登場、緊張でコメントをカミまくりながらはにかむ岡田の姿に会場には黄色い歓声が鳴り響いた。
本作は、2013年の第10回本屋大賞を受賞し、現在までに上下巻累計発行部数400万部を超えた百田尚樹のベストセラー小説の実写映画作。明治から昭和にかけて数々の困難を乗り越え石油事業の発展に尽力した主人公・国岡鐡造(岡田)の生きざまを老年期まで描く一大抒情詩。
時おり雨が降る中、500人のギャラリーが集まったレッドカーペット上を歩いてファンとの交流を楽しんだ岡田は、「きらびやかな体験をさせていただけて良かったです」と笑顔。「油持ってきたけー!」と劇中の台詞も叫び、ファンを喜ばせた。
そして観客4,200人が待つ劇場に移動すると、「こんなにすごい場所でたくさんの方に映画が完成したと報告できることをすごく嬉しく思っております」とあいさつ。「台詞にある『熱が足りんのよ』を合言葉に、熱を持って作った作品」と語り、渾身の出来をアピールした。
その後、レッドカーペットを歩いた感想を聞かれ、「外でのレッドカー“プ”ットを歩かせていただいて」とかんでしまった岡田にファンは大はしゃぎ。「緊張してるんです。『完成したよ』と報告できるのは喜びでもあり緊張もあるので」と説明し、続けて「みなさん、優しくしてください」と言おうとすると「やしゃしく」となってしまい、客席からは喝采と拍手が沸き起こった。そんな事態に、隣に立つ吉岡秀隆は岡田の耳元で「大丈夫ですよ」と優しくささやいてフォローした。
この日は、染谷将太、野間口徹、鈴木亮平、ピエール瀧、綾瀬はるか、堤真一、國村隼、小林薫、山崎貴監督も来場。VFXの世界でチャレンジを続ける山崎監督との『永遠の0』以来の再タッグに岡田は、「“山崎アベンジャーズ”という形で呼ばれたこと。『共に戦おう』と言ってくれたことが嬉しかった」と振り返り、「期待を裏切らない作品に仕上がっています」と力を込めてアピールしていた。(取材/錦怜那)
映画『海賊とよばれた男』は12月10日より全国公開