堤幸彦、木村多江&市原隼人にまさかの土下座!
堤幸彦監督が15日、都内で行われた映画『RANMARU 神の舌を持つ男』スペシャルセレモニー&完成披露試写会に出席し、木村多江、市原隼人ら出演者に土下座をして謝罪した。この日は、向井理、木村文乃、佐藤二朗も来場した。
長すぎる正式タイトルも話題の本作は、なめたものの成分を分析できる特殊能力“絶対舌感”を持つ主人公・朝永蘭丸(向井)が、温泉を舞台に事件の謎を解決していくドラマ「神の舌を持つ男」(TBS系)の劇場版。放浪の旅の末、古の呪いが伝わる鬼灯(ほおずき)村にたどりついた蘭丸はまたもや殺人事件に遭遇。謎の黒装束集団に追われながら、犯人と呪いの謎の真相に迫る……。
堤監督の独特な世界観が広がる本作の撮影は、ドラマからのレギュラー陣以上に初参加組のメンバーが苦労したようで、美人村医者・りん先生役の多江は「大変とは聞いていたけど大丈夫だろうと思っていたら、あまりの大変さに久しぶりにしびれる現場でした」とコメント。旅館の若旦那・龍之介役の市原も「なぜかウエスタンの衣装だったり、『ポケモン』と言わされたり、台本にないのに思いきりビンタをされたりした」というムチャぶりを明かして苦笑い。すると堤監督はためらうことなくそれぞれに土下座で謝罪して、会場を沸かせた。
そんな堤監督だが、30年前に思いついたという今作にかける思いは強いよう。「やれることはやった。見ごたえのある作品」と自信を見せつつ、「社会派の作品で人々に問題を投げかけるというか、テーマ性の深い作品なので、是非ご覧いただいて『君の名は。』のように議論をしていただきたい!」と話題沸騰のアニメーション映画を引き合いに出して、猛烈アピールしていた。(取材/錦怜那)
映画『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』は12月3より全国公開