鉄腕アトム誕生以前を描く「アトム ザ・ビギニング」NHKでアニメ放送 総監督・本広克行
故・手塚治虫氏が生んだ人気ヒーロー“鉄腕アトム” の誕生までの物語を描く漫画「アトム ザ・ビギニング」(「月刊 ヒーローズHEROS」で連載中)がアニメ化され、2017年春よりNHK総合テレビで放送されることが発表された。総監督は、ドラマ「踊る大捜査線」からアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」など幅広いジャンルで活躍する本広克行が務める。
【写真】天馬博士イケメンすぎ!!アニメ「アトム ザ・ビギニング」より
「アトム ザ・ビギニング」は、手塚氏の息子・手塚眞が監修し、手塚プロダクション協力の下で連載を開始。アトムの“親”となる天馬博士こと天馬午太郎と、お茶の水博士ことお茶の水博志の、天才と呼ばれた若き二人の友情が生み出した1体のロボット「A106(エーテンシックス)」を中心に話が展開する。コンセプトワークは「鉄腕バーディー」「機動警察パトレイバー」のゆうきまさみ。漫画制作は「RIDEBACK」などメカニカルなロボット描写に定評があるカサハラテツローが担当している。
今回のアニメ化には本広総監督のほか、「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」の佐藤竜雄が監督で、「BLOOD+」の藤咲淳一がシリーズ構成で参加。またアニメーション制作には、「ポケットモンスター」などのOLM、「攻殻機動隊」シリーズの Production I.G、『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』のSIGNAL.MDの3社が入る。キャラクターデザインは「HUNTER×HUNTER」などの吉松孝博。メカデザインには、「攻殻機動隊」シリーズの常木志伸、『009 RE:CYBORG』(プロップデザイン)などの石本剛啓、「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」の宮崎真一が名を連ねる。(編集部・井本早紀)
アニメ「アトム ザ・ビギニング」は2017年春よりNHK総合テレビで放送