藤原竜也×伊藤英明の初共演作で1,000人超の大規模撮影
藤原竜也と伊藤英明が初共演&ダブル主演した映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(来年6月10日より全国公開)で今年8月、約1,000人ものエキストラが動員された大規模撮影が敢行された。これまで数多くのドラマや映画に出演してきた藤原も「近年あまり経験したことのないような規模」と撮影現場を振り返っている。
【動画】藤原竜也×伊藤英明がW主演『22年目の告白-私が殺人犯です-』初映像
本作は『SR サイタマノラッパー』『ジョーカー・ゲーム』などの入江悠監督が脚本を練り上げ、メガホンを取ったサスペンス作品。1995年に残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人犯の曾根崎雅人(藤原)が、事件から22年の月日が流れて時効を迎えた後、殺人手記の出版記者会見を行うという前代未聞の事態が描かれる。伊藤は22年もの間、事件を追い続けてきた刑事・牧村航にふんしている。
8月に都内で行われた撮影は、曾根崎が登場する殺人手記のサイン会に一般聴衆やマスコミ関係者が集まるシーンで、被害者遺族が曾根崎への復讐を企てていると知った牧村もそこへ駆けつけるというもの。曾根崎と牧村が接触するこの大事な場面は、一般聴衆、マスコミ、被害者遺族役として約1,000人ものエキストラが集まり、藤原と伊藤と大勢のスタッフが息を合わせて撮影を行うという大規模なものとなった。
実はたくさんのエキストラが入る撮影は少し苦手だと明かす藤原は、このシーンについて「自分が近年あまり経験したことのないような規模の撮影でしたし、すごく力が入っているなと思いました」とコメント。大きな美術セットが組まれた現場には藤原演じる曾根崎のポスターが数多く飾られていたが、藤原はそれを譲り受けて「まだ自宅のキッチンに貼ってあります(笑)」と明かすほど思い出深い撮影になったようだ。
執念で犯人を追い続ける刑事・牧村を演じている伊藤が必死の形相で人混みの中をかきわけ、藤原のもとへと迫っていたこのシーン。入江監督も「この作品だからこそと言えるようなシーンを作りたかった」と語り、自信をのぞかせている。(編集部・海江田宗)