亡くなったホイットニーさんの娘の恋人に賠償金36億円超
昨年7月に22歳の若さで亡くなったホイットニー・ヒューストンさんの娘ボビー・クリスティーナ・ブラウンさんの不法死亡訴訟で、賠償金の金額を裁判官が言い渡したとTMZ.comなどが報じた。
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ボビー・クリスティーナさんは昨年1月に米ジョージア州の自宅の浴槽で意識を失っている状態で発見され、半年の入院後、7月26日にホスピスで息を引き取った。恋人のニック・ゴードンは刑事裁判では起訴されなかったが、ボビー・クリスティーナさんの父親と後見人が民事裁判で不法死亡訴訟を起こし、有罪が確定していた。
裁判官は、ニックがボビー・クリスティーナさんから盗んだ金額と賠償金、精神的苦痛、潜在所得などを含む人命の損失に値段をつけ、その総額は3,600万ドル超(約36億円超)だったという。(1ドル100円計算)
しかし、情報筋によるとニックには支払い能力はないよう。彼は現在仕事をしておらず、今年初めに受けた複数のインタビューで得たお金は弁護士費用にあてがわれたそう。仕事も不動産もないとなると差し押さえるものもなく、ブラウン家がお金を手にするのは難しいかもしれない。(澤田理沙)