アフリカ歌手初のグラミー賞!ミリアム・マケバの伝記的映画が製作
2008年に76歳で亡くなった南アフリカ共和国出身の歌手ミリアム・マケバさんの伝記的映画が製作されることになったと、Deadline.comなど多数メディアが報じた。
アフリカを代表する女性歌手マケバさんは、代表曲「パタパタ」で知られ“ママ・アフリカ”の愛称で親しまれた。反アパルトヘイトの映画に出演したことから政府より市民権をはく奪され、国を追い出された後は、ギニアで活動していた。1996年にはアフリカ出身の歌手として初のグラミー賞を受賞している。
映画『未来少女ゼノン』(日本劇場未公開)などのプロデューサー、スザンヌ・ド・パッシーらが製作を手掛ける。また、マケバさんの遺族財団など、関連団体も製作に携わる予定だという。(鯨岡孝子)