『スノーピアサー』テレビ版、ようやく始動!
昨年テレビシリーズ化が企画されていると報じられていた、韓国の鬼才ポン・ジュノ監督の映画『スノーピアサー』が、ようやくパイロット版製作にこぎつけたようだ。
TV Line などによると、米ケーブル局TNTがシリーズ化を念頭にパイロット版をオーダー。映画『チェーン・リアクション』『宇宙戦争』のジョシュ・フリードマンが脚本を執筆するという。
映画版は、フランスのコミック「LE TRANSPERCENEIGE」を原作とした近未来SFエンターテインメント。舞台は、地球温暖化を人工冷却物質で阻止しようとした結果、新たな氷河期に突入し、17年が経過した2031年の地球。生き残った全ての人間は一台の列車に乗って生活しており、前方車両で以前と変わらぬ生活を送り人々を支配する上流階級と、奴隷のような扱いを受ける後方車両の乗客たちの壮絶な戦いを描いている。
「『スノーピアサー』はこの10年で映画化された作品の中でも、最もオリジナルのコンセプトを持った作品の一つでした。シリーズ形式でより深く掘り下げる要素に満ちた作品です」とTNTのサラ・オーブリーはコメントしている。
映画版のジュノ監督、製作のパク・チャヌク、イ・テフンらはドラマ版でエグゼクティブプロデューサーを務めるそうだ。(澤田理沙)