ジュノングランプリ決定! 岡田准一に憧れる19歳の押田岳
「第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」最終選考会が27日に都内で開催され、1万4,210人の応募者の中から、19歳の押田岳がグランプリに輝いた。
これまでに武田真治、伊藤英明、中村蒼、三浦翔平、菅田将暉ら多くの男性スターを輩出している本コンテスト。最終選考会では、第3次審査を勝ち抜いたファイナリスト12人が「パフォーマン審査」、女性審査員・田中みな実への「愛の告白審査」に臨み、運命の瞬間を待った。
押田は神奈川県出身の早稲田大学1年生で今回が初応募。パフォーマンス審査ではロボットダンスのようなオリジナル“オシダンス”を、愛の告白審査では“学校の帰り道を歩いている中で告白”というシチュエーションで田中をドキドキさせた。
結果発表で名前を呼ばれた押田は、ガッツポーズでステージギリギリまで前進すると、報道陣に向かってピースサインをするなど、アグレッシブに喜びを表現。しかし、呆然とした表情も見てとれ、「びっくりでしかない。この中だったら捨て駒だと思っていたので」と素直な思いを明かしながら、「本当にうれしいです」と嬉しさと安堵が混ざった笑顔を見せた。その押田の選出理由について、審査員長の栃丸秀俊「JUNON」編集長は「未来の可能性やスターのオーラがある」と語った。
その後は、審査員を務めた溝端淳平と田中と共に初の囲み取材に挑戦。溝端が「堂々としていたし、スタイリッシュで謙虚で完成度が高い」と褒めると、田中も「スタイルが良くて透明感もあって、目がキレイでキラキラオーラがすごい」と絶賛。そんな中、芸能界での目標を尋ねられた押田は、「俳優になりたい。大河ドラマや歴史ものが好きなので、『軍師官兵衛』や『永遠の0』のV6の岡田(准一)くん」と明言し、共演したい女性芸能人にはモデルで女優の新川優愛をセレクト。隣に立つ溝端と田中そっちのけの回答を報道陣にからかわれ、思わず「すみません」と謝る押田だが、溝端は「謝られると余計に傷つくわ…」とこぼすと、「こういう悪い大人たちには気を付けて」とアドバイス。押田は「さっそく一つ学べた気がします」と初々しいコメントで笑いを誘った。
そして、「小さい子の会話にも出るような(国民的な)俳優になりたい」と意気込むと、「全力で頑張りたい。(コンテスト期間)半年も応援してくださった方がいるので、ここで手を抜いたら申し訳ない。応援よろしくお願いします!」とアピールした。(取材/錦怜那)