遠藤憲一ら名脇役6人がシェアハウスで共同生活!テレ東の異色深夜ドラマ
遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研という日本映画界を支えるベテラン俳優陣が共同生活を送るさまを描く異色の連続ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」が、2017年1月13日深夜0時12分よりテレビ東京でスタートすることが明らかになった。濱谷晃一プロデューサーは「今、最も熱い名バイプレイヤーの皆さんが、テレビ業界のバイプレイヤーであるテレ東の深夜に集結して下さるとは……」と夢のコラボレーションに感激している。
いつか一緒に映画をやりたいと語り合っていた6人が今回、ドラマという形でついに共演を果たした。6人が務めるのは“本人役”で、海外の動画配信サイトから大物俳優の主演が決まっている大型ドラマのオファーを受けたが、メガホンを取る世界的な有名監督から「役づくりで絆を深めるために、シェアハウスで3か月間の共同生活を送ってほしい」と要求されてしまったという設定だ。
おじさんだらけの「テラスハウス」状態に戸惑い、家事の分担でもめたり、朝食の献立でケンカになったり、些細ないざこざはありつつも、和気あいあいとまるで中学生のようなほほ笑ましい6人。しかし、実は10年前のとある仕事が原因で各々に対してしこりが残っていた上、この大型ドラマプロジェクトにもある秘密が隠されていて……。普段はダメダメだけど、時に何十年も第一線にいた彼らならではの役者としてのすごみや矜持も映し出される“ゆるシブコメディー”になるという。
遠藤は「それぞれ共演したことはあっても一堂に揃うのは初めて。全員感性が大好きな役者さんばかりで撮影が楽しみです」、大杉は「いつの日かこのメンバーでと願って十数年! やっとの実現です。6人の個性がどんな化学反応を起こすのか、日本のオジサン俳優の底力をお見せできる作品になるよう励みたいと思います」、田口は「いやぁ遂に実現しちゃうんですね!? ドッキリじゃないですよね? ホントですよね!」と語るなど、皆“6人初共演”に大喜び。
メイン監督を務めるのは、蒼井優主演映画『アズミ・ハルコは行方不明』の公開を控える松居大悟で、「嘘みたいな企画ですよね、どうやら本当みたいです。この素敵すぎるメンバーが同じ空間で芝居するだけで面白いに決まっている。1人でも緊張するのに6人が一堂に会すると思うと……もうなるようになれ! 大暴れしてもらおう! という気持ちです」と意気込んだ。おじさん俳優の活躍が何かと話題の昨今、注目を浴びるドラマとなりそうだ。(編集部・市川遥)
「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」はテレビ東京ほかにて2017年1月13日スタート、毎週金曜深夜0時12分~