え、全然ダークじゃない!バットマンがキャラ崩壊する笑撃映像
大ヒット映画『LEGO(R)ムービー』で、ヒーロー軍団を率いていたレゴバットマンを主人公にした新作映画『レゴバットマン ザ・ムービー』から特報が公開され、過去のさまざまな『バットマン』シリーズの劇中映像を交えながら、ダークヒーローであるはずのレゴバットマンがキャラ崩壊(?)していく笑撃の姿がお披露目された。
本作は、世界中で親しまれているデンマーク発のブロック玩具、LEGO(R)をフィーチャーしたアドベンチャーシリーズの第2弾。バットマンを主人公に、ジョーカーのゴッサム乗っ取り計画を阻止すべく、一匹おおかみだったバットマンがほかのヒーローたちと協力して戦いに挑む姿を描く。
今回公開された映像は、『バットマン』シリーズでおなじみのバットマンことブルース・ウェインの邸宅がレゴブロックで忠実に再現されたシーンで始まる。その邸宅では、レゴバットマンが哀愁たっぷりの表情で「お母さん、今日も……街を救ったよ。誇りに思ってくれるだろ?」と家族写真を眺めながらつぶやく。孤独なダークヒーローに相応しい一幕だが、執事のアルフレッドが「ここでしたか」と姿を現すと、レゴバットマンは驚きのあまりアルフレッドに痛快な飛び蹴りを食らわしてしまう。
しかし、さすがは長年仕えているアルフレッド。「また昔の家族写真を? 前にも同じような時期が……」と冷静なリアクションを見せると、「2016年、2012年、2008年、2005年……」と過去の『バットマン』シリーズの劇中映像とともに過去を振り返り、「お悩み聞きますよ」と心配顔を見せる。
それに対し、やはりダークヒーローとしてのプライドがあるのか、レゴバットマンは「まさか! 言うもんか!」と突っぱねたかとおもいきや、「やだやだやだ」と駄々っ子のように床を転がり始める……。いつしか「やだやだやだ」が軽快なリズムをきざみはじめ、『LEGO(R)ムービー』でもみせた自慢のラップを披露。これまでのバットマンのイメージを覆す、超愉快なレゴバットマンなのだった。
そんなレゴバットマンの声を務めたのは、前作に引き続いてウィル・アーネット。そのほか、『シンドラーのリスト』などのレイフ・ファインズが執事のアルフレッド、『ハングオーバー』シリーズのザック・ガリフィナーキスがジョーカーの声を担当している。また、2017年にはバットマンがDCコミックスのスーパーヒーローたちと力を合わせて戦う大作『ジャスティス・リーグ』の公開も控えているが、本映像でもレゴバットマンがスーパーマンやワンダーウーマン、グリーンランタンなどDCコミックスの人気キャラたちと走る姿が収められており、愉快なレゴバットマンはどのようなチームプレーを見せてくれるのかにも期待が高まるばかり。(編集部・石神恵美子)
映画『レゴバットマン ザ・ムービー』は2017年4月1日より日本公開