宇宙最強ドニー・イェン、ハリウッドに手形を刻む!フォースは私と共に!
“宇宙最強の男”の異名をとる俳優のドニー・イェンが、現地時間11月30日に米ロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターで行われた、映画スターの証となる手形と足形を残す記念セレモニーに出席した。
アジア人として初めて『スター・ウォーズ』シリーズの主要キャラクターに起用された、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日全国公開)の公開を控えるドニー。過去には、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカス、ハン・ソロ役のハリソン・フォード、人気ドロイドのR2-D2とC-3PO、ダース・ベイダー、メイス・ウィンドゥ役のサミュエル・L・ジャクソンがこの場所に手形を残しており、シリーズ史上では7人目の快挙となった。
正装でビシッと決めたドニーは「私のキャリアの中で忘れられない日」と喜びのコメント。キャリアをスタートさせた頃は、ハリウッドで認められるとは「夢にも思わなかった」といい、「長年応援して下さったファンの方や家族に感謝しています。それにもうすぐ『ローグ・ワン』が公開となり、今年は最高の年になりました。“フォースは私と共に、フォースは皆様と共に”」と感謝を込めた。
今後、ヴィン・ディーゼル主演のアクション大作『xXx<トリプルX>:再起動』にも出演するなど、ハリウッドへの本格進出にも意欲的なドニー。ルーカスフィルムの社長で『ローグ・ワン』のプロデューサーであるキャスリーン・ケネディは、彼について「映画界において最も偉大な香港俳優でありアクション監督です」とその功績を称賛。劇中でドニーは、棒術の使い手である盲目の戦士チアルートを演じており、「素晴らしい才能によりアクション映画の頂点に君臨したドニーを『スター・ウォーズ』ファミリーとして迎えることができて光栄です」とお祝いのコメントを贈った。
本作は、シリーズの原点『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』へとつながるサイドストーリー。ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズ監督が、圧倒的な破壊力を誇る帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪うという任務を遂行した反乱軍の部隊「ローグ・ワン」の戦いを追う。(編集部・入倉功一)