終わりです…「マスターズ・オブ・セックス」シーズン更新せず
実在の性科学者を題材にした米テレビドラマシリーズ「マスターズ・オブ・セックス」が更新されず、11月13日にアメリカで放送された第4シーズンで終了したと The Wrap などが報じた。
同ドラマは人間の性に関する研究をした実在の科学者ウィリアム・マスターズ博士(マイケル・シーン)とバージニア・ジョンソン女史(リジー・キャプラン)を主人公にしたドラマ。
「『マスターズ・オブ・セックス』はアメリカの性の変わりゆく道徳観を見事に描いた作品でした。4シーズンにわたり、マスターズ博士とジョンソン女史のストーリーをお届けできたことを誇りに思います」と同ドラマを放送していたケーブル局Showtimeはコメントしている。
1960年代を舞台にスタートした同シリーズは、第4シーズンでは性が開放的になった70年代を描き、ゲスト出演者も話題となっていた。ブロードウェイミュージカル「王様と私」で渡辺謙の相手役を務め、2015年にトニー賞を受賞したケリー・オハラのほか、テレビドラマ「クローザー」でデビッド・ガブリエルを演じたコリー・レイノルズ、映画『バーレスク』のデヴィッド・ウォルトンも登場していた。(澤田理沙)