つまらない白人と暴言…ラッパーの被害届は不起訴 ラッセルの行動は正当
俳優ラッセル・クロウのディナーパーティーから追い出されたラッパーのアジーリア・バンクスが暴行の被害届を出していた件は、不起訴になったとTMZ.comが報じた。
ラッセルは今年10月、滞在していたビバリーヒルズ・ホテルに夕食と音楽鑑賞のため10人ほどを招待したそう。ゲストの一人だったラッパーのRZAが同伴者として連れてきたアジーリアは、ラッセルの選曲に対し声を上げて笑い、彼とほかの客に向かって「つまらない白人」と言ったとのこと。ほかの女性客がラッセルを弁護し、黙るよう彼女に言うと「わたしがグラスを割って、あんたたちの喉をかき切って、タランティーノの映画みたいに血が吹き出したら最高だと思わない」と脅したため、ラッセルは彼女を羽交い締めにし、部屋から追い出していた。
アジーリアは首を絞められた上に、部屋を追い出されたときにつばを吐かれたと警察に被害届を出していたが、検察局はラッセルの行動は正当なものと判断し、不起訴にしたとのこと。力ずくで部屋から追い出したことは、アジーリアが他の客に暴力を振るうのを止めるために正当な行動だったとしている。パーティー出席者もみなアジーリアが暴言を吐き、招待客に食って掛かっていたと証言したこともラッセルに有利だったようだ。(澤田理沙)