窪田正孝、初の刑務官役！刑務所の闇に迫る社会派サスペンス
俳優の窪田正孝が「連続ドラマW ヒトヤノトゲ～獄の棘～」（2017年3月19日よりWOWOWで放送）で主演を務め、刑務官役に初挑戦する。「獄の棘」（大門剛明著）を原作にした本作で窪田が演じたのは、亡き父親と同じ職に就いた新人刑務官・武島良太。刑務所内の腐敗した刑務官たちや、ひと癖もふた癖もある受刑者たちと対峙しながら刑務所の闇に迫る社会派サスペンスとなっている。
「鍵のない牢がある」という北関東刑務所に足を踏み入れた良太が目にしたのは、受刑者のいじめの黙認、所内での賭博など、正義とは程遠い刑務官の姿だった……。良太を演じる中で「醜さも優しさも厳しさも肌から感じた気がします」という窪田は、「良い事も悪い事も必ず最後は自分に返ってくることを教えてくれる作品でもあると思います。刑務所という高い壁の向こうで起きる物語をぜひご覧下さい」と呼び掛けている。
監督は『愛を乞うひと』『OUT』などの平山秀幸。初タッグとなった窪田を「シーンの空気への溶け込み方や運動神経の凄いコト等。教えられた事もたくさんあります。間違いなく映画を背負って立つ俳優さんです」と絶賛している。脚本は『金融腐蝕列島 [呪縛]』『誰も守ってくれない』などの鈴木智が執筆した。
また、法務省出身の冷徹な新任看守長・名久井惣一役に小澤征悦、受刑者に威圧感を与える副看守長・岩本康隆役に池田成志、食わせ者の看守部長・秋村繁晴役に萩原聖人、受刑者でありながら刑務所内で力を持つ暴力団の神宮組組長役に泉谷しげるといった実力派俳優陣がずらり。原作者の大門は「刑務官、囚人役の方もリアルに表現されていて、入れ墨姿の泉谷さんなど、本物の囚人にしか見えませんでした（失礼！）。『出所』という言葉も飛び交うなど撮影現場が一つの刑務所になっていた感じで、男ならではの濃く熱いドラマになると確信しています」と期待を寄せている。（編集部・市川遥）
「連続ドラマW ヒトヤノトゲ～獄の棘～」は2017年3月19日夜10時よりWOWOWプライムで放送スタート（全6話）※第1話無料放送