福士蒼汰、タマネギのむき方がわからず焦る
俳優の福士蒼汰が13日、都内で行われた主演映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の女性限定試写会に小松菜奈と出席。会場には約160名の女性ファンが詰めかけており、福士は客席を見回し「今なかなか圧倒されています」と恐縮しながら「いや~、いいですね」と大いに照れていた。
七月隆文のベストセラー恋愛小説を映画化。京都を舞台に美大に通う学生・南山高寿(福士)と、高寿が大学まで向かう電車の中でひと目惚れする女性・福寿愛美(小松)の淡い恋と、そこに秘められた切ない真実を描く本作。この日はうぶな主人公・高寿のキャラクターにちなみ、客席から選ばれた3人の女性ファンが“憧れのデートプラン”を福士、小松にプレゼンした。
一人が「一緒につくる! オルゴールやチーズ作りに挑戦デート」をプレゼンすると、福士は「いいですね、料理できなくても教えてもらいながらやると仲も深まるのかなって」とにっこり。福士自身は「僕は料理はしないです」と話したが、小松がこれにツッコミ。本作の撮影中に福士が手料理の生姜焼きを作っていたと意外な一面を明かした。
それに関連して「タマネギ事件」なるものが起こったといい、福士によれば「野菜の切り方とか知らないので、タマネギのむき具合がよくわからなかったんです。茶色の部分をむいた後も、どこまでむいていいかわからなくて、むいているうちに最後はすごく細くなってしまって……」と苦笑い。
ほかにも「おそろいのコーディネートでピクニック&キャッチボールデート」などアイデアが上がったが、福士と小松が最終的に選んだ憧れのデートプランは「和服で京都の街を散策デート」。福士は和装の女性について「女性が髪をあげたりする時は、あ、やっぱり違うなって思う。いいなって」と本プランを絶賛。小松も「和装だと男性の方も特別な感じがして(心に)刺さるでしょうね。新鮮でもっと好きになるんじゃないかなって思います」と賛同していた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は12月17日より全国公開