ディカプリオに続いて…ドナルド・トランプ氏、カニエ・ウェストとまさかの会談
俳優のレオナルド・ディカプリオに続いて、ラッパーのカニエ・ウェストが現地時間13日、アメリカの次期大統領ドナルド・トランプ氏とトランプタワーにて面会を果たしたという。カニエ自らがTwitterで報告するとともに、USA TODAY などの海外メディアがこの異色の会談を報じている。
同日の午前9時台に、トランプタワーに到着したカニエ。およそ30分後に、カニエとトランプ氏は、ロビーへと再びやってきて、写真撮影に応じたという。その場で、本会談の目的を尋ねられると、カニエは「今は写真撮影をしたいだけ」と答えなかったそう。
しかしその後で、カニエはおよそ2か月ぶりにTwitterを更新。「多文化の問題について話し合うため、今日トランプと面会したかったんだ」「いじめ、教師への支援、教育課程の近代化、シカゴでの暴力といったことを含む問題についてだ」と真意を明かし、「心から変化を望むなら、将来の大統領と直接コミュニケーションをとることが大事だと感じている」とつづった。また、かねてから2020年の大統領選に立候補すると公言していたカニエは、今回の一連の発言の最後に「#2024」とだけツイートし、2024年の大統領選への意欲もうかがわせた。
一方のトランプ氏は会談終了後、記者たちに「人生について話し合った」とコメント。カニエのことを友人と呼び、「良いヤツ」だと話していたという。トランプ氏が次期大統領に決まってから、面会したセレブはカニエだけではない。環境問題に力を入れているディカプリオも先週、トランプ氏とその娘イヴァンカさんと面会し、彼らの前で、再生可能エネルギーがいかにして雇用を生み出せるかについてプレゼンを行ったと伝えられている。(編集部・石神恵美子)