本屋大賞「羊と鋼の森」映画化、2018年公開
2016年本屋大賞を受賞した宮下奈都の「羊と鋼の森」(文藝春秋刊)が東宝配給で映画化され、2018年に公開されることが明らかになった。
【写真】2016年本屋大賞第2位の「君の膵臓をたべたい」も映画化が決定している
「羊と鋼の森」は、ピアノの調律に魅せられた一人の青年が調律師として、人として成長する姿を温かく静ひつな筆致でつづった長編小説。本屋大賞のほか、「王様のブランチ」の「ブランチブックアワード大賞2015」や、紀伊國屋書店スタッフによる「キノベス!2016」第1位にも選ばれた話題作だ。監督やキャストについてはまだ発表されていない。
なお、「羊と鋼の森」に次いで2016年本屋大賞の第2位に選ばれた住野よるの「君の膵臓をたべたい」(双葉社刊)も、ドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の浜辺美波とドラマ「仰げば尊し」などで知られる北村匠海のW主演で映画化されることがすでに発表されている。同作は来年7月28日に公開。(編集部・中山雄一朗)