『スター・ウォーズ』新ドロイドはギャップ萌えキャラ?K-2SO魅力満載の本編映像
昨日公開を迎えた映画『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』から、同作に登場する新ドロイドK-2SOの魅力を捉えた本編シーンが公開された。
『スター・ウォーズ』シリーズを代表する人気キャラクターといえば、R2-D2とC-3POのドロイドコンビだが、シリーズ初のサイドストーリーとなる本作では、新たなドロイドK-2SOが登場。惑星を消滅させるパワーを備える帝国軍の兵器デス・スター破壊の要となる設計図を手に入れるため決死の作戦に挑むチーム「ローグ・ワン」のメンバーとして大活躍を見せる。
もともとは帝国軍のドロイドだったK-2SOだが、「ローグ・ワン」メンバーとなる反乱軍の情報将校キャシアン(ディエゴ・ルナ)が、敵の情報を得るために再プログラム。そのため、C-3POらと違って黒く精鍛なミリタリー風のデザインが採用され、戦闘にも積極的に参加できる能力を備えている。
公開された2つの本編映像は、そんなK-2SOの強くて怖い一面と、お茶目な一面を表したもの。1つめの映像は、帝国軍に捕まり護送される主人公ジンを、反乱軍が逆に捕らえようとする一幕。置かれている事情がわからず、護送車を襲撃した反乱軍の兵士すらも叩きのめしたジンが車両を飛び出そうとしたところをK-2SOが片手でキャッチ。地面にたたきつけ、圧倒的なパワーを見せつける。
2つめの映像は、そんな彼とキャシアンのやりとりを捉えた場面。共に行動することになったジンがブラスター(銃)を持っていることに気づいたK-2SOだが、キャシアンは言い合いの末にジンから武器をとり上げるのをあきらめる。そんな彼にK-2SOは「いいんですか? あなたに向けて使う確率は?」とまくしたて、「高確率です。とても高いです」と忠告。忠実でありながらも思ったことは口に出す、非常に人間くさい、愛嬌のある存在であることを示した映像になっている。見た目は違っても、K-2SOは、R2-D2やC-3PO、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のBB-8に続く、新たな“愛されドロイド”の素質を十分に備えていると言えそうだ。(編集部・入倉功一)