藤原竜也、「龍が如く」男・桐生一馬に惚れた!映画を超えるゲーム体験
大人気ゲーム「龍が如く」シリーズ最新作「龍が如く6 命の詩。」に出演する俳優・藤原竜也が、映画とも舞台とも違う全く新しい体験を振り返りながら、本作について語った。
「龍が如く6」は、実在する街をモデルとした架空の歓楽街を舞台に「堂島の龍」の異名を取る伝説の元極道・桐生一馬と仲間たちの活躍を描くアクションアドベンチャー。ゲームクリエイターの名越稔洋によって生み出され、2005年の1作目発売以降、シリーズ累計出荷本数は全世界で800万本を突破する日本を代表するゲームの一つだ。
2009年発売の「龍が如く3」で琉道一家の若頭・力也の声を担当した藤原だが、「龍が如く6」では、3DCGキャラクターとしてついに顔出し。「役名がついているものの、自分がゲームに出ている面白さがあって、不思議な感じがしましたね」と満足げにうなずく。
藤原が演じるのは、広島の極道・広瀬徹(ビートたけし)が総長を務める「広瀬一家」の若衆・宇佐美勇太。幼なじみに誘われ何となく極道の道を歩んだ、一見ごく普通の若者だが、桐生と行動を共にする中で隠されていた真実が紐解かれていく。藤原自ら「プレイをしていくうちに、衝撃を受けるくらいの変ぼうを遂げます」という複雑な役どころだ。
何パターンかに分けられた3DCGキャラの表情に合わせて声を入れ、演技が微調整されていく。舞台や映画とは全く違うアプローチが必要になったが、「本当に壮大なスケールの物語なので台本を読むだけで時間がかかりましたし、一つ一つの演技を計算していくのも大変でした。だけど、桐生の行動によって成長していく実は非常にキーマンとなる人物だったので、とてもやりがいのあるいい仕事だったな、と思っています」と快心の表情。
さらに「映画ではないゲームならではの魅力にあふれている。見え方は違うかもしれないけど、映画を超えてしまいましたね」と絶賛した藤原。主人公・桐生一馬についても、「あらためて感じたのが桐生の絶対的な強さとカリスマ。男として筋が通っていて、かっこいいなと思いましたね」とすっかり惚れ込んだ様子。映画や舞台に大忙しの生活を送る中、「僕もお正月を利用してプレイしようと思っています」と無邪気に笑うと「続編があったら? もちろん出演したいですね」と約束した。(編集部・入倉功一)
PlayStation(C)4ゲームソフト「龍が如く6 命の詩。」は発売中 価格:8,190円(税抜き)