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キャリア20年以上!『スター・ウォーズ』フェリシティ・ジョーンズ、共感を呼ぶヒロイン像に自信

美しさにノックダウンされること確実! フェリシティ・ジョーンズ
美しさにノックダウンされること確実! フェリシティ・ジョーンズ

 16日に公開を迎えた映画『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で主演を務めた女優のフェリシティ・ジョーンズが、本作で演じた主人公ジン・アーソについて語った。

【写真】『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』フォトギャラリー

 シリーズの原点『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』で描かれた帝国軍の究極兵器デス・スター破壊作戦の要となった、設計図奪取に挑むチーム“ローグ・ワン”を率いるジン。ヒロインであっても、あからさまに”強い女性”として描かれることはなく、強さと弱さを兼ね備えた一人の人間として観客を物語にいざなう。

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 「その点は、私たちが最も意識した部分です」というフェリシティは「観客の皆さんは性別にかかわらず、彼女のそばで物語を体験することになります。だから彼女が女性だということを大げさに描きたくなかった。考え方としてはとてもシンプル。誰もが寄りそえるようなキャラクターにしたかったんです」と語る。

 「つらい幼少期をすごした彼女は、どこにも属さないアウトサイダーとして登場します。そして『ローグ・ワン』の物語を通して、自分が信じられるものを見つけ、もとから心に秘めていた情熱を傾けるものを見つけていく。その部分は、たくさんの人に共感してもらえると思います」。

 エモーショナルな人間ドラマを描くと同時に、本作ではシリーズ史上屈指の激しいバトルが展開。中でも盲目の戦士チアルートを演じるドニー・イェンは圧巻のアクションを披露しているが、ジンも負けじとストーム・トルーパー相手に大立ち回りを演じている。「たった一人で生きてきた彼女のファイティングスタイルは、誰かに教わったわけではなくて独学で身につけたものなんです」という通り、そのファイトは野性味にあふれており、撮影では傷だらけになった。

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 「物語の前半に複数のストーム・トルーパーを相手にするシーンがあるのですが、普通はカットを細かく割ったりして撮影するところを、ギャレス・エドワーズ監督はワンカットで撮ろうと提案しました。かなり激しいアクションで実際に殴られたりすることもけっこうありましたね(笑)。撮影が終わるとかなりアザができていて! でも、何度もそのスタイルで撮影し、実際に俳優が疲れたりダメージを受けたりすることで醸し出されるリアリティーが画面に反映されたんです」。

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 そんな本作の魅力について「シリアスな出来事を描いていますが、同時に軽妙でユーモアもある。『スター・ウォーズ』シリーズを定義づけるうえで、やはりユーモアは大事な要素です。特に旧3部作でハン・ソロを演じたハリソン・フォードが表現した不遜な感じは欠かせないと思ったので、インスパイアされました」と明かしたフェリシティ。フランチャイズ作品への参加によるイメージの固定を恐れる気持ちも全くないといい「今、私は33歳。幸運にも20年以上のキャリアを経てこの役に挑めました。新人女優の女の子というわけではないから、こういった大作にも大人として冷静に対応することができていますね。そうは言っても、『スター・ウォーズ』に出られるなんて最高だ! って今も思っていますけど!」と茶目っ気たっぷりの笑みを浮かべた。(編集部・入倉功一)

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