『きょうのキラ君』中川大志、新たなキス技「カーテンの刑」のため綿密な下準備
俳優の中川大志が23日、都内で行われた映画『きょうのキラ君』クリスマスイベントにサンタ姿で登場し、壁ドンを超える胸キュンシーンとして話題になること必至の、女子をカーテンの中に引き入れキスをする「カーテンの刑」の撮影秘話を披露した。
みきもと凜の人気コミックを基にした本作は、他人と関わることが苦手なニノこと岡村ニノン(飯豊まりえ)と、誰もが憧れるクラスメイトのキラこと吉良ゆいじ(中川)の切なくもピュアな恋を描いたラブストーリー。
「カーテンの刑」について中川は「『一発でサラッと決めました』と言いたいけど、ムチャクチャ練習しました」と告白すると、「カーテンの刑の正解を知らない」ことから、「試行錯誤しました。撮影前日は『明日はカーテンの刑かぁ』と構えちゃいました」とも。イケメンなだけに胸キュンシーンも簡単に演じたと思いきや、カーテンの生地やスケ感、スムーズな包まれ方を調べるなど、綿密な下準備をして臨んだことを明かしてファンを驚かせた。
またこの日、サンタ帽をかぶり、ヒロイン役の飯豊と共に集まったファンにプレゼントを配った中川は「サンタさんになったのは幼稚園生ぶりですかね。最初は恥ずかしかったけど、皆さんにかわいいと言ってもらえて、裏でガッツポーズしました」と笑顔を見せる。4、5歳の頃に「ハリー・ポッター」にハマっていたという中川は「空を飛びたくて、毎晩『空飛ぶホウキをください』とお願いしていた」ものの、クリスマス当日、枕元にあったのはまさかの絵具セットだったため「わんわん泣いた」と懐かしそうに振り返った。
クリスマスにあげたいプレゼントは「一緒に過ごすと楽しいし、サプライズで相手を驚かせるのが好き」という理由から「フラッシュモブ」だという中川。大勢が参加しなければいけないことから、「クリスマスは他の人も個々で予定があるのに」と飯豊からツッコまれると、「逆に友達のフラッシュモブがあれば、僕もお礼に参加します」と応じ、会場の笑いをさらった。(取材:錦怜那)
映画『きょうのキラ君』は2017年2月25日より全国公開