『スター・ウォーズ』レイア姫役キャリー・フィッシャー飛行機内で心臓発作
映画『スター・ウォーズ』シリーズでレイア・オーガナを演じた女優のキャリー・フィッシャー(60)が現地時間23日、搭乗中の航空機内で心臓発作を起こし病院に搬送されたとTMZ.comなどが報じた。
同サイトによるとキャリーはイギリス・ロンドンからアメリカ・ロサンゼルスに向かうユナイテッド航空機に搭乗しており、到着の15分ほど前に発作を起こしたという。乗り合わせた看護師が救命措置を行い、ロサンゼルス国際空港に到着してすぐ地元のUCLAメディカル・センターに搬送された。現在、病院には娘のビリー・ロードら家族も到着し、容態を見守っているという。
NBC News など複数メディアではキャリーが危険な状態にあったと報道。詳細は明らかになっていなかったが、キャリーの兄弟トッド・フィッシャーさんが現地時間午後4時ごろにキャリーが危機を脱し、救急治療室から出たと The Hollywood Reporter に明かした。
キャリーは昨年公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で30年ぶりにレイア姫を演じて話題を呼び、今年は来年公開予定の『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』の撮影を終えたところだった。
同シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルはTwitterで「2016年がこれ以上、悪い年にならないでくれ……僕たちの全ての愛をキャリー・フィッシャーに送るよ」とツイート。チューバッカ俳優のピーター・メイヒューも「僕の思いと祈りは、友人で大好きな姫と共にいるよ」とエール。『フォースの覚醒』でキャプテン・ファズマを演じたグウェンドリン・クリスティーも「世界中があなたに大きな愛と、銀河で最も強いフォースを送っているわ」とツイートするなど、多くの友人やファンたちから回復を祈る声が相次いでいる。(編集部・入倉功一)