本物カップル!ファスベンダー&ヴィキャンデル号泣ラブストーリー、来年春公開!
ハリウッドきっての実力派2人、マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルを巡り合わせた新作映画『The Light Between Oceans』の邦題が『光をくれた人』に決定し、2017年春から日本公開されることが明らかになった。
『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督が、世界的ベストセラー小説「海を照らす光」を映画化した本作。誰もいない孤島で幸せに暮らす灯台守のトムと妻イザベル、そしてその娘。だが、彼らの娘は他人の子だった。イザベルが2度の流産を経験し、悲しみに暮れていた矢先に、女の子の赤ん坊を乗せたボートが漂着。本土に報告しようとするトムだったが、イザベルの懇願に折れ、自分たちの娘として育てていたのだ。娘の本当の母親ハナに出会った時、2人は苦渋の決断を迫られる……。
他人の子を育てる夫婦役を務めたのは、『それでも夜は明ける』などでアカデミー賞に2度ノミネートされたことのあるファスベンダーと、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたヴィキャンデル。2人は本作での共演をきっかけに、プライベートでも交際を開始し、ハリウッドきっての大物カップルとして注目を浴びている。
また、『ナイロビの蜂』で同じくアカデミー賞助演女優賞を手にしているレイチェル・ワイズが赤ん坊の実の母親役に名を連ねており、演技派たちによる繊細なパフォーマンスは必見だ。孤島に漂流した赤ん坊を育てる決心をした夫婦の愛情、実の母親と出会ってしまうことで抱く葛藤、そして実の母親の苦悩と、さまざまな感情に深く切り込んだ本作は、号泣必至の一作となっている。(編集部・石神恵美子)
映画『光をくれた人』は2017年春、TOHOシネマズシャンテほかにて公開