斎藤工、ガキ使出演は「ハイリスク・ローリターン」
俳優の斎藤工が10日、都内で行われた映画『アサシン クリード』大ヒット祈願イベントに登壇し、年末に放送されたバラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』」への出演について、「ハイリスク・ローリターン」とぶっちゃけた。
同番組で斎藤は、ハイテンション芸人・サンシャイン池崎がセクシーにパワーアップした「サンシャイン斎藤工」として登場し、オリジナルを超えるハイテンションぶりでネタを披露し、大きな話題を呼んだ。そのキレっぷりについて、斎藤は「クラスでおとなしい子がキレたら怖いじゃないですか。そういう反動の現れでしたね」と振り返り、「僕も見たことのない自分に出会えた」と喜んでいる様子ものぞかせるが、結局のところ出演は「ハイリスク・ローリターン」と打ち明け、笑いを誘った。
また、今年の目標を尋ねられると「不安定な芸能界で自分の軸となるものが必要」として、「キノコを栽培したい。本気で農業をやってみたい」と語ると、「(今年後半にはスーパーに工印のキノコが)並ぶかもしれない」と期待を寄せた。
そんな斎藤が主人公の日本語吹き替え版声優を担当している本作は、世界的大人気ゲームを新たなキャラクターとストーリーで実写映画化したミステリーアクション。遺伝子操作により、ルネサンス期のスペインで、禁断の秘宝“エデンの果実”を守るアサシン・アギラールとして活躍した祖先の記憶を追体験させられる死刑囚のカラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)が、歴史の闇に隠された謎に挑む姿を描く。
作品にちなみ、最新技術による遺伝子解析に挑戦し、支配力が高く「将軍」の能力が備わっていることが診断された斎藤は、「そういう欲があるんですかね。苦手ですけどね」と言いつつも、「クラスの人気者が芸能界に入るわけではなく、地味な人が反動も含めて華やかな仕事をしていたりするので、将軍も将軍向きじゃない人がなることで新しい陣営を組めるのかな」と納得すると、「僕の軍は6人くらいしかいないと思います」といつもの自虐を繰り出し、会場を沸かせた。(取材/錦怜那)
映画『アサシン クリード』は3月3日より全国公開