白人起用のマイケル・ジャクソンに吐きそう…娘パリスが嫌悪感
故マイケル・ジャクソンさん役に白人俳優のジョセフ・ファインズを起用した、著名人にまつわる都市伝説を紹介する英 Sky Arts の新テレビシリーズ「アーバン・マイス(原題) / Urban Myths」について、長女のパリス・ジャクソンがTwitterで厳しい批判を展開した。
放送されるエピソードは、2001年の全米同時多発テロ発生後、マイケルさんがエリザベス・テイラーさんとマーロン・ブランドさんを伴って米ニューヨークからカリフォルニアまで車で旅をしたといううわさが基になっており、マイケルさんをジョセフが、テイラーさんをストッカード・チャニングが、ブランドさんをブライアン・コックスが演じている。
キャスティング発表の時点で批判が巻き起こっていたところ、現地時間11日に予告編が公開。ジョセフの演じるマイケルさんについてパリスは、ユーザーからの質問に応じる形で「多くの人たちと同じように、腹立たしく思っています。正直なところ、吐きそうになったくらい」と番組を痛烈に批判した。
さらにパリスは、番組がマイケルさんだけでなく自身の後見人でもあるテイラーさんのことも「意図的に侮辱している」とツイート。「いったいどこにリスペクトがあるっていうの? 血と汗と涙を流しながら、長い年月をかけて素晴らしい遺産を生み出してきた人たちなのよ。恥ずべきことだわ」とつづっている。「アーバン・ミス(原題)」は現地時間19日より放送予定。(編集部・入倉功一)