全米を震撼させた爆弾魔ユナボマーのドラマに「SEX AND THE CITY」俳優
米テレビドラマ「SEX AND THE CITY」「グッド・ワイフ」の俳優クリス・ノースが、大学や金融関係の会社に爆発物を送りつけて全米を震撼(しんかん)させたユナボマーこと、セオドア・カジンスキーを描いたテレビドラマ「マニフェスト(原題) / Manifesto」に出演するとDeadlineなどが報じた。
ストーリーは、情報収集への革新的なアプローチで事件解決に貢献したFBI捜査官のジム・フィッツジェラルドに焦点を当てたものになるそう。保守的なやり方に異議を唱え、言語学という新たな観点に注目したフィッツジェラルドが、ニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙に送りつけられた犯行声明文の論調から、20年近く捕まらなかったカジンスキーの正体を解明していく過程を描くそうだ。
カジンスキーはポール・ベタニーが演じ、サム・ワーシントンがFBI捜査官のフィッツジェラルド役に起用されている。クリスはユナボマーの対策本部を指揮したFBIのベイエリア地区のトップ、ドン・アッカーマンを演じるそう。また、「ゲーム・オブ・スローンズ」「ウォーキング・デッド」で知られるケイシャ・キャッスル=ヒューズの出演も決まり、彼女はフィッツジェラルド捜査官と組む街頭捜査官タビーを演じるという。
撮影は1月30日(現地時間)からジョージア州アトランタで始まり、「Dr. HOUSE -ドクター・ハウス-」でエミー賞を受賞したグレッグ・ヤイタネスが全8エピソードの監督を務める。(澤田理沙)