レイア姫CG復活プランをルーカスフィルムが否定
昨年末に急逝した女優のキャリー・フィッシャーさんが映画『スター・ウォーズ』シリーズで演じたレイア姫を、デジタル技術を駆使して再現するプランがあるといううわさを、ルーカスフィルムが『スター・ウォーズ』公式サイトを通じて否定した。
世界中のファンに衝撃を与えたキャリーさんの死。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から始まる新3部作にもキャスティングされていたことから、一部では、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で使われたCGI技術で再現されたキャラクターとして今後のシリーズに登場するのではないかとうわさされていた。
しかし声明では、「通常、われわれはファンの皆さんやマスコミの憶測に反応することはしていません。しかし、先ごろから出回っているうわさについては申し上げたいことがあります。ルーカスフィルムは、レイア姫、並びにレイア将軍を演じるキャリー・フィッシャーのパフォーマンスを、デジタル技術で再現する計画がないことをファンの皆さんに保証します」とうわさを否定。
さらに「キャリー・フィッシャーはこれからも、いつだってルーカスフィルム・ファミリーの一員です。彼女はわたしたちにとって、お姫さまであり、将軍であり、なにより重要なことに大切な友人です。われわれは、今も彼女を失ったことに心を痛めています」と続け、「彼女の思い出とレイア姫から受け継いだものを心に抱き、彼女が『スター・ウォーズ』に与えてくれた全てのものを守っていくように努めます」と宣言している。
The Hollywood Reporter によると、キャリーさんは、亡くなる前に撮影を終えていた『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』(2017年12月15日世界公開)以上に、完結編にあたる『エピソード9』でより大きな役を担っていたという。CGで復活することがないとすれば、今後、脚本の大幅な修正が必要となりそうだ。(編集部・入倉功一)