松坂桃李の歌唱シーンに菅田将暉「手がエロい!」
4人組音楽グループGReeeeNの代表曲「キセキ」の誕生秘話を描く映画『キセキ -あの日のソビト-』で、初めて劇中での歌唱に挑戦した松坂桃李に、共演した菅田将暉が「マイクを持つ手がエロい! このシーンは注目です!」と太鼓判を押した。
【画像】菅田将暉が太鼓判を押す松坂桃李の歌唱シーン(計6枚)
ダブル主演を務める松坂と菅田は、劇中で兄弟役を熱演。菅田はグリーンボーイズのメンバー・ヒデとして、松坂はメタルバンド「ハイスピード」のボーカル・ジンとして歌を披露する。クランクインの約2か月前からボイストレーニングに励んだ松坂だが、歌に苦手意識があり今までずっと避けてきたという。
「初めはプロデューサーの役と聞いていたのですが、台本みたら最初のシーンから歌ってて……騙されました(笑)。CDは出しません」と語った松坂。ライブシーンの撮影を振り返った彼は、「緊張しました。それと同時にバンドメンバーの心強さも同じぐらい感じました。かっこよすぎる(「ハイスピード」メンバー)3人がバックで演奏してくれているので、彼らの音楽が鳴った瞬間に、心配はなくなりました」と明かしていた。
今回松坂がライブで歌う場面写真も公開。緑髪に口ひげ、タトゥーにピアスのスタイルでミュージシャンとして生きようとするジンを体現している松坂の姿が収められている。本作を鑑賞した映画監督の是枝裕和は、「自分では諦めた夢を弟に託したジン。彼の哀しみ、喜び、そして覚悟を目だけで表現してみせる松坂桃李。色っぽかった」と松坂の色気を称賛していた。(編集部・井本早紀)
映画『キセキ -あの日のソビト-』は1月28日より全国公開