新スパイダーマンは黒人マイルズ・モラレス!アニメ映画版の主人公明らかに
新作アニメ映画版「スパイダーマン」の主人公が、アフリカ系アメリカ人の父とプエルトリコ人の母とのハーフである黒人青年マイルズ・モラレスに決定したと米ソニー・ピクチャーズ・アニメーションが発表した。
The Wrap などによると、マイルズはバラク・オバマ第44代アメリカ大統領と俳優ドナルド・グローヴァーからインスピレーションを受け、マーベル編集長のアクセル・アロンソと漫画家ブライアン・マイケル・ベンディス、アーティストのサラ・ピッチェリから生み出されたキャラだそう。初代スパイダーマン、ピーター・パーカーの死後、2011年8月に発売されたコミック「アルティメット・フォールアウト(原題) / Ultimate Fallout」第4号でマイルズは初登場を果たし、「アルティメット・コミックス:スパイダーマン(原題) / Ultimate Comics: Spider-Man」では主役を務めている。
映画『LEGO(R)ムービー』で名をはせたフィル・ロードとクリストファー・ミラーが製作総指揮を務める。監督は『リトルプリンス 星の王子さまと私』のボブ・ペルシケッティと『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』のピーター・ラムジーが担当し、脚本はロードが執筆する。
今回の決定についてロードとミラーは「誰もが(スパイダーマンの)マスクをかぶれるということに、われわれは最も刺激を受けた。どんな人種や宗教、肌の色であっても、なることができるんだ」とコメントしている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)