老いてボロボロに…ヒュー・ジャックマン最後のウルヴァリン6月1日公開
ヒュー・ジャックマンが“最後”のウルヴァリンを演じるとして話題の映画『LOGAN/ローガン』の日本公開日が6月1日に決定した。
本作が描くのは、治癒能力を失ってもはや不死身の超人ではなくなったウルヴァリンが、老いてボロボロになりながらも、絶滅の危機に瀕したミュータントたちの唯一の希望となる少女を守ろうとする姿。これまでのシリーズとは一味違う重厚なトーンで、命を懸けた最後の戦いに身を投じる男の姿を映し出す。
ウルヴァリンを2000年公開の映画『X-メン』から15年以上も演じてきて、本作をもってこのキャラクターから卒業すると口にしているヒューは「以前の『X-MEN』シリーズの歴史とか年表に必ずしも関連しない作品にしたかった。とても人間らしいものにしたいと思っていた。最後にこのキャラクターを追求するには、彼がどんな人か核心に触れることが重要だった。彼の爪ができることなんかよりもね」と最後にかける強い思いを語っている。
『ウルヴァリン:SAMURAI』に続きジェームズ・マンゴールド監督がメガホンを取った本作は、現地時間2月9日より開催される第67回ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映される(アウト・オブ・コンペティション部門)。(編集部・市川遥)