故アンソニー・ミンゲラ監督の息子、監督デビュー
アカデミー賞9部門受賞の映画『イングリッシュ・ペイシェント』などの故アンソニー・ミンゲラ監督の息子マックス・ミンゲラが、新作映画『ティーン・スピリッツ(原題) / Teen Spirits』で監督デビューを果たすとDeadlineが報じている。
本作は、アカデミー賞14部門にノミネートされた映画『ラ・ラ・ランド』のプロデューサー、フレッド・バーガーと、『インシディアス』シリーズのブライアン・カヴァナー=ジョーンズが、自身の制作会社オートマティック・エンターテインメントのもとで企画している作品。マックス・ミンゲラと共に脚本を執筆した『ファンタスティック・フォー』などのジェイミー・ベルが製作総指揮も務める。
そしてこれまで、映画『ソーシャル・ネットワーク』『ホーンズ 容疑者と告白の角』などで俳優として活躍してきたマックス・ミンゲラが監督に挑戦することになった。
東ヨーロッパに住んでいた少女ヴァイオレットが、小さな街を出て、ポップ・ミュージック界でスターを目指すというストーリー。ミスター・スミス・エンターテインメントがヨーロピアン・フィルム・マーケットで、今作のバイヤーを探すことになるようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)