グレース・ケリーがプロポーズされた家、来年一般公開
故グレース・ケリー妃の米ペンシルベニア州フィラデルフィアの家を、2018年には一般公開する予定だとモナコ公国のアルベール2世公がPeopleに語った。
この家はグレース妃の父親ジョン・B・ケリーさんが1935年に購入した3階建てのレンガ造りの家。1974年に売りに出され、40年以上住んでいた家主が昨年売りに出し、アルベール2世公が購入していた。価格は当初100万ドル(1億1,500万円)だったらしいが、最終的には77万5,000ドル(約8,913万円)とのこと。(1ドル115円計算)
故レーニエ3世がグレース妃にプロポーズをした家でもあり、アルベール2世公も小さいときの思い出があると購入時にコメント。自分の子供たちにもぜひ見せたいと言っていた。
リフォーム後に一般公開される予定だが、住宅街にあるため、常時オープンしている博物館にはならないとのこと。周囲の環境を守るためにも期間限定のイベントを設けて公開するようだ。また、モナコにある“プリンセス・グレース アイリッシュ・ライブラリー”との交換展示なども検討しているという。そのほか、グレース妃のチャリティー団体とライブラリーの事務局も設置される。(澤田理沙)