製作延期…「チャームド」「ロストボーイ」「L.A. LAW」リブート版が練り直し
テレビドラマ化が決まっている「チャームド~魔女3姉妹」と映画『ロストボーイ』のドラマ版の製作が来年に延期されたと The Hollywood Reporter が報じた。
両ドラマとも米CW局で放送される予定だが、今シーズンはすでに6作品のパイロット版の製作が決まっているため、持ち越されたという。
「チャームド~魔女3姉妹」は「ジェーン・ザ・ヴァージン」の製作チームが手掛けることになっており、そちらの第3シーズンが大詰めを迎えていることで十分な時間が取れていないことも延期の理由らしい。
一方、1986年から8シーズンにわたりアメリカで放送されたエミー賞受賞のテレビドラマ「L.A. LAW/7人の弁護士」のリブート版は脚本の練り直しをするそうだ。Deadlineなどによると、民放でのリブートを念頭に脚本が書かれており、規制の少ないケーブル局やストリーミング会社での放送も考慮した内容で書き直す予定だという。
先月行われたテレビ批評家協会(TCA)のプレスツアーでは、リブート版は「いいものに仕上がっている」とFOX局のCEOゲイリー・ニューマンはコメント。「伝説的なシリーズを2016年のロサンゼルスにあてはめ、オリジナルの愛すべき部分を残しながら現代的な法律ドラマになっている。新旧が興味深く混在した作品」と語っていた。
リブート版は若い弁護士たちが新しいキャラクターとして登場し、オリジナル版の何人かは上司役で登場すると言われている。(澤田理沙)