『ジャングル・ブック』が実写最優秀賞!全米視覚効果協会賞が発表
2月7日(現地時間)に全米視覚効果協会主催の第15回VESアワードが発表され、映画『ジャングル・ブック』が最多5部門を獲得した。
VESアワードは毎年、映画やアニメ、テレビ、ゲームといったメディアにおいて、目覚ましい視覚効果を見せた作品を表彰するもので、合成賞、環境製作賞、シミュレーション効果賞などを含む24部門で構成される。
長編実写映画部門の最優秀賞である視覚効果賞を受賞した作品は、過去14年間で9回、アカデミー賞視覚効果賞を獲得している。しかし、一昨年度に選ばれた『猿の惑星:新世紀(ライジング)』と昨年度の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は連続でオスカーを逃した。
映画部門では次いで、『バーニング・オーシャン』と『モアナと伝説の海』が2部門で受賞し、テレビ部門では「ゲーム・オブ・スローンズ」が最多5部門で受賞を果たした。長編アニメ映画の視覚効果賞は『クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス(原題) / Kubo and the Two Strings』に贈られている。
今年度の特別賞(ヴィジョナリー・アワード)は『ドクター・ストレンジ』『アベンジャーズ』シリーズなどの製作総指揮を務めたマーベル・スタジオのヴィクトリア・アロンソに、特別功労賞は『アリス・イン・ワンダーランド』『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のケン・ラルストンに授与された。(澤田理沙)