演技?リアル?ブラピ&マリオン魅惑の屋上キスシーン!
ブラッド・ピット主演の最新作『マリアンヌ』から、ミッション遂行のために偽装夫婦を演じるマックス(ブラピ)とマリアンヌ(マリオン・コティヤール)が、夜の屋上でキスをするシーンが公開され、2人の演技なのか本気なのか、スリリングな関係の一端が披露された。
アカデミー賞受賞監督であるロバート・ゼメキスがメガホンを取った本作は、第2次世界大戦下を舞台に、ある極秘任務を通じて出会った男女が愛し合うものの、過酷な運命に翻弄されるさまを描いたラブストーリーだ。
今回公開された映像は、1940年代のカサブランカでミッションのために偽装夫婦にふんしているマックス(ブラピ)とマリアンヌ(マリオン)が、夜の屋上で作戦終了後の将来について話している場面からはじまる。突然、ささやくように話し出すマリアンヌは、絶え間ない監視の目を感じ取っていたのだ。本物の夫婦であるように見せるため、「お喋りして笑ってよ」と提案するマリアンヌに、マックスは「結婚したら笑いは消える」とクールに受け流す。
マリアンヌはそれに動じることなく“笑いながら”、夫婦なら当たり前でしょと言わんばかりに「キスして」と指示する。そして、少し戸惑いを見せつつも顔を抱き寄せ口づけするマックス。ランタンに灯された薄暗い屋上で魅せるロマンチックなこの2人のキスは、ただのミッションなのか、それとも何かそれ以上の想いを抱いているのか、目を見張るシーンになっている。
マリアンヌにふんしたマリオンが、「初めてカサブランカのセットに足を踏み入れたときはものすごく感動したわ。細部まで見事に作り込まれていて本物のようだったし、第二次世界大戦中のあの場所に本当に戻ったみたいだったの。そんな感覚になるのは役者にとってすごく重要なのよ」と明かしたように、歴史ものならではの徹底的に作りこまれたセットも必見。さらには、第89回アカデミー賞で衣装デザイン賞にノミネートされており、うっとりするほど美しい衣装の数々に心を奪われる一作になっている。(編集部・石神恵美子)
映画『マリアンヌ』は全国公開中