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アカデミー賞美術賞ノミネートも納得!うっとりするほどの近未来ハイテク宇宙船!

超ハイテクな宇宙船…乗ってみたい!
超ハイテクな宇宙船…乗ってみたい!

 ジェニファー・ローレンスクリス・プラットをダブル主演に迎え、宇宙という極限状態に置かれた男女のラブストーリーを描くSF映画『パッセンジャー』から、クリス演じる主人公の一人、エンジニアのジムが長い眠りから目覚めた直後の本編映像が公開され、第89回アカデミー賞美術賞にノミネーションされているのも納得できる、圧巻の宇宙船内の様子が披露された。

宇宙船で90年早く目覚めてしまう…『パッセンジャー』本編映像

 人類史上かつてない移住計画のため、冬眠装置で眠る5,000人を乗せ地球を後にした豪華宇宙船アヴァロン号が舞台の本作。この度公開された映像では、目的地の惑星到着まで90年を残し、冬眠から目覚めた男・ジムの姿が映し出されている。

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 まず目を奪われるのは、流線型の前衛的なデザインの船内。ジムの動きに合わせて音階のように次々と明かりがついていく。そしてジムが“パノラマ・エリア”に到着すると、突如として部屋一面に銀河系が広がるさまは、まさに圧巻。

 その幻想的な光景にうっとりしているのも束の間、「もうじき着陸だろ」と笑みを浮かべるジムに絶望的な現実が突き付けられる。120年冬眠する予定の中、ジムはわずか30年しか経たないうちに目覚めてしまっていたのだ……。ジムは一体どうするのか、その後のストーリー展開が気になる映像に仕上がっている。

 メガホンを取ったモルテン・ティルドゥム監督は、そんなジムを“観客の共感を呼ぶキャラクター”だと位置づけている。素朴でちょっとシャイな性格のエンジニアであるジムは、ロウアーデッキ(=エコノミークラス)の乗客で労働者階級であり、“壊れたものは即交換する”時代になった地球を後にし、自分の技術力が役立つ場所を求めてこの宇宙船に乗ったという経緯がある。ティルドゥム監督は、「ジムは“使えなくなった物は捨てる”という世界に違和感を抱いているんだ。使い捨ての世界の中で、自分の存在価値が廃れてしまったように思っている。思いやりの心や育てる心が強い人物なんだ」と説明していた。

 その後、地球では決して出会うはずのなかった身分違いの著名作家オーロラ(ジェニファー)と出会うジム。2人に待ち受ける運命とは、壮大なロマンスに期待が高まる一方で、本作は第89回アカデミー賞美術賞と作曲賞にノミネーションされており、その動向にも注目したい一作だ。(編集部・石神恵美子)

映画『パッセンジャー』は3月3日より全国公開

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