『この世界の片隅に』14週連続トップ10入りで動員150万人・興収20億円突破!
女優・のんが声優を務めるアニメーション映画『この世界の片隅に』の累計成績が今月12日の時点で動員150万人、興行収入20億円を突破したことが明らかになった。
ちょうど3か月前の昨年11月12日に63館規模で公開された本作は、観客からの圧倒的な支持と口コミを背景に館数を伸ばし、現在は初週から226館プラスした全国289館で上映中。累計上映館数は300館を突破し、累計成績は12日の時点で興収20億4,600万円、動員156万6,000人を記録した。
先週末となる2月11日~12日の土日2日間成績は興収約6,200万円、動員約4万人で、全国映画動員ランキングの8位にランクイン。14週にわたってトップ10入りを果たした。
各映画賞でも受賞が相次ぎ、アニメーションの枠を超え絶賛。13日時点で17個の賞を獲得。第71回毎日映画コンクールでは日本映画優秀賞、大藤信郎賞、音楽賞の3冠に輝き、15日に実施予定の授賞式には、片渕須直監督、のん、音楽を担当したコトリンゴが登壇予定だ。
さらに、現在全世界23の国と地域における配給も決定。アメリカでは9月公開を予定しているといい、来年度の賞レースをさわがせる存在になることも期待される。(数字は宣伝・興行通信社調べ)(編集部・入倉功一)
映画『この世界の片隅に』は全国公開中