「カルテット」松たか子のダンナがクドカンだった衝撃!
14日に放送された「カルテット」(TBS系)第5話のラスト及び次回予告で、松たか子演じる第一ヴァイオリン奏者・巻真紀(まき・まき)の失踪した夫を演じるのが宮藤官九郎だったことが判明し、ネット上では驚きの声で盛り上がっている。
第1話で真紀から飛び出した「夫は失踪中」という衝撃の告白。彼女に思いを寄せる第二ヴァイオリン奏者・別府司(松田龍平)から「待ち続けてどうするんだ」と迫られれば一層夫への思いを募らせる様子で、姑(もたいまさこ)はチェリスト・世吹(せぶき)すずめ(満島ひかり)に真紀の動向を見張らせ「息子は失踪したのではなく嫁に殺された」と物騒な発言をするなど、これまで真紀の夫については謎が深まる一方だった。
しかし、第5話のラストで真紀に“スパイ”だったことがバレたすずめが家を飛び出した矢先、勢い余ってぶつかった男性を演じていたのがクドカン。しかも、彼は真紀ら「カルテットドーナツホール」のチラシを手にしており、第6話の予告では巻夫婦(松&宮藤)の回想シーンが!
この急展開に視聴者は騒然となり、「えっ!えっ!クドカーン!てテレビに向かって言ってました(笑)」「ありすちゃん(吉岡里帆)の演技に引き込まれてたらまさかの宮藤さんで持ってかれました」「クドカンさん、ナイスキャスティング過ぎて失踪しそうだよね~と腑に落ちました」などキャスティングへのさまざまな反応に加え、消息不明だった夫が生きていたことに安堵する声が多数寄せられた。
「最高の離婚」(2013)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)などの人気脚本家・坂元裕二が紡ぎ出すスリリングで生々しい会話の応酬で、高い評価を受ける本作。第5話では、絆が深まりゆく真紀への罪悪感から“スパイ”活動にひるんでいたすずめに代わり、カルテットが演奏するレストランの従業員で、「目が笑っていない」クールビューティ・来杉有朱(きすぎ・ありす)がいつの間にかスパイに。真紀の目の前で繰り広げられた新旧スパイ、すずめVS有朱の壮絶なバトルも話題を呼んでいる。(編集部・石井百合子)