クレしん映画、雨上がり決死隊が『戦国大合戦』以来15年ぶりに声優参加!
永遠の5歳児「クレヨンしんちゃん」の劇場版最新作『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』に、ゲスト声優として雨上がり決死隊の宮迫博之と蛍原徹が参加することが発表された。二人の声優出演は、実写化もされたクレしん映画の傑作『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』以来、約15年ぶり。
映画25周年作品として制作されている本作は、シリーズ最高興行収入作品『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』の橋本昌和による、主人公のしんのすけと謎の宇宙人シリリの出会い、そしてシリリのビームで全員子供になってしまった野原一家の年齢を取り戻すための旅を描く奇想天外ムービー。宮迫が声を演じるのは、子供になったしんのすけの父・ひろしと母・みさえを元に戻せる唯一の存在であるシリリの父親。一方相方の蛍原は、シリリと野原一家を追う謎のエージェント・モルダダの声を担当する。
宮迫は久々に「クレしん」作品に関わることを妻に話したところ、「(妻から)『クレヨンしんちゃんの仕事ってなに?』って言われたまま、無言で家を出てきたのを覚えています。変な空気になってしまって……(笑)。まさか、そんな光栄な仕事が来るとは思ってなかったのか……」とのこと。妻でさえも予測が全くつかなかったオファーだったようで、「なので、今回は再びオファーを頂けて、すごく嬉しかったです」と喜んでいた。また蛍原は「結婚して、今ちょうどしんちゃんと同い年の5才の娘がいます。このタイミングでのオファーには運命を感じますね。丁度、娘がしんちゃんをリアルタイムで見ているので、今回は子供にも自慢できます」と嬉しさをにじませる。
だが、前回の『戦国大合戦』では相方の宮迫と比べて、「わぁー!」「あぁー!」というセリフしか目立ったものがなかった蛍原。その点を心配した宮迫が、「蛍原さん、今年セリフあった?」と質問すると、蛍原は「あったあった(笑)今年の予告編では、『わぁー!』とかじゃないセリフ、ちゃんとあったから。スタッフさんたちからも大絶賛やったから」と回答。しかしさらに宮迫が「なんてセリフ?」と突っ込むと、蛍原は「動くな」の4言だったことを告白。宮迫は「4言で!? 天才やな」と蛍原に声を掛けていた。(編集部・井本早紀)
『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』は4月15日より全国公開