ローラ、貧しい幼少期を赤裸々告白…言葉も話せず家ではいつも緊張していた
モデル、女優などとしてマルチに活躍するタレントのローラが、15日に放送された日本テレビのバラエティー番組「1周回って知らない話」で明かした、恵まれなかった幼少期や将来の夢が注目されている。
7歳の時に、父と兄と共にバングラデシュから日本にやって来たローラ。当時は、裕福ではなく家賃数万円の団地に住んでおり、日本語はまったく話せなかったという。さらに、新しい母親は中国人で中国語しか話せず、父はほとんど不在だったことから、家にいることにさえいつも緊張していたのだとか。
番組では「つらかった幼少時代」と紹介されたが、それでもローラは「苦しかったけど、あの頃に戻りたくないとは思わない」のだという。学校では日本語も話せず、肌の色も違ってもいじめにあったことは1度もなく、むしろ温かい人たちに囲まれていたことに感謝していると話した。
友人の綾小路きみまろによれば、ローラは裕福でなかった時代には友達が持っているものうらやんだこともあったといい、だからこそ「恵まれない自分が将来学校を作って子供たちに教えたい」という夢を抱いているそう。ローラ自身も「小さい頃の悔しい思いが強いパワーになる」「そういう経験があるから今の自分もいる」と過去の経験が現在につながっていると語り、「自分が経験してきたから夢を持つ人を少しでも助けられたら」と力を込めた。
こうしたローラの告白に対し、Twitter上では「こんなに苦労してたなんてびっくり!」「前からずっとローラちゃんは大好きだったけど、陰での努力とか子どもの頃の苦労を知ってもっともっと好きになりました」「ローラさん、苦労もしたし、努力もしたんだね。素直な生き方が素敵です。みんなに愛される理由かな」などという声が上がっている。(山田貴子)