実写版『ライオン・キング』シンバ役はドナルド・グローヴァー!
米ディズニーが急ピッチで進めているアニメーション映画『ライオン・キング』(1994)の実写映画版で、主人公シンバ役を『オデッセイ』やテレビドラマ「アトランタ(原題) / Atlanta」などのドナルド・グローヴァーが務めることが明らかになった。監督のジョン・ファヴローがTwitterで発表した。
同じくファヴロー監督がメガホンを取って大ヒットとなった実写版『ジャングル・ブック』と同様のテクノロジーを使って映画化するとみられている本作。同作では主人公の少年モーグリ以外、ジャングルやそこに住む動物たちは全てCGで表現されていた。
The Hollywood Reporter によると、ファヴロー監督の15歳の息子は俳優兼ミュージシャンのドナルドのファンで、自分の部屋のドアに彼の写真を貼っているほどとのこと(そのため、ファヴロー監督は朝起きて息子を起こしにいくたびにドナルドの顔を見ているという)。ドナルドは若きハン・ソロを描く『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ映画で悪友ランド・カルリジアン役に抜てきされているほか、『スパイダーマン:ホームカミング』に出演することも決まっている。
シンバの父・ムファサ役は、オリジナル版でも同役を務めたジェームズ・アール・ジョーンズが担当する。
脚本を執筆しているのは、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』などで知られるジェフ・ナサンソンだ。ファヴロー監督は本作のほか、『ジャングル・ブック』続編の制作も進めている。(編集部・市川遥)