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スティーヴン・スピルバーグ最愛の母、死去

ご冥福をお祈りいたします(写真は2009年に撮影)
ご冥福をお祈りいたします(写真は2009年に撮影) - Michael Kovac / WireImage / Getty Images

 巨匠スティーヴン・スピルバーグの最愛の母リア・アドラーさんが21日(現地時間)、ロサンゼルスの自宅で家族に見守られながら亡くなったという。97歳だった。The Hollywood Reporter などが報じている。

 スピルバーグの製作会社であるアンブリン・パートナーズが発表した声明には、「真っ赤な口紅にピーターパン襟、ヒナギクへの愛、青いジーンズにギラギラした宝石たち、レストラン“The Milky Way”でテーブルとテーブルの間をダンスすること、そしてキャンプや釣りに、クロスワードパズルを愛していたことで彼女は知られていました。リアの周囲の人々への深く無限の愛は、最も記憶に残ることでしょう」とつづられていた。

 リアさんはコンサートピアニストとして活躍し、後にユダヤ教の戒律に基づいて調理するカーシェール料理のレストラン「The Milky Way」を経営していた。リアさんの最初の夫であり、スピルバーグの実の父にあたるアーノルド・スピルバーグさんは今年で100歳を迎えている。リアさんの2番目の夫バーニー・アドラーさんは1995年に75歳で他界している。(編集部・石神恵美子)

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