スティーヴン・スピルバーグ最愛の母、死去
巨匠スティーヴン・スピルバーグの最愛の母リア・アドラーさんが21日(現地時間)、ロサンゼルスの自宅で家族に見守られながら亡くなったという。97歳だった。The Hollywood Reporter などが報じている。
スピルバーグの製作会社であるアンブリン・パートナーズが発表した声明には、「真っ赤な口紅にピーターパン襟、ヒナギクへの愛、青いジーンズにギラギラした宝石たち、レストラン“The Milky Way”でテーブルとテーブルの間をダンスすること、そしてキャンプや釣りに、クロスワードパズルを愛していたことで彼女は知られていました。リアの周囲の人々への深く無限の愛は、最も記憶に残ることでしょう」とつづられていた。
リアさんはコンサートピアニストとして活躍し、後にユダヤ教の戒律に基づいて調理するカーシェール料理のレストラン「The Milky Way」を経営していた。リアさんの最初の夫であり、スピルバーグの実の父にあたるアーノルド・スピルバーグさんは今年で100歳を迎えている。リアさんの2番目の夫バーニー・アドラーさんは1995年に75歳で他界している。(編集部・石神恵美子)