遠藤憲一、ギャップありすぎ!無邪気でキュートなしゃべる樹木を吹き替え!
俳優・遠藤憲一が、世界中で大ヒットを記録したマーベル映画の続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で、前作に続いて吹き替え声優を務めることが明らかになった。渋い声を生かしたナレーションでも知られる遠藤だが、今回はイメージ一転。小さくて、無邪気な笑顔がキュートなキャラクターを演じる。
自ら“スター・ロード”と名乗るお調子者の主人公ピーター・クイル(クリス・プラット)のもとに集まったはみだし者たちが、銀河を救う大冒険を繰り広げる本作。前作で遠藤は、凶暴な毒舌アライグマのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)の相棒で、「わたしはグルート」しか話せない2メートル超の樹木型ヒューマノイド、グルート(声:ヴィン・ディーゼル)の声を担当した。
つぶらな瞳の純真なキャラでありながら怒るとコワいグルートの声は、遠藤のイメージにもピッタリ。しかし今回のグルートは、前作で描かれたある出来事のせいで、25センチというミニサイズに縮小。幼児のような無垢な表情を見せる“ベビー・グルート”として登場する。
「実は吹き替えは得意ではない」という遠藤だが、グルートについては「一言しか台詞が無いというので、前回お引き受けしました。しかし、一言で全ての感情を表すということが、あんなに難しいとは! 正直、とても大変でした。大変だっただけに、グルートとは一心同体、すっかり愛着が湧いてしまっています」とすっかりお気に入り。続投への喜びと共に、「前作は見た目もグルートに似ていると言って下さった方が多く、他人とは思えなかったのですが、今回は可愛すぎて似ているところが見つかりません。自分にも子供の頃があったので、その頃を思い出し最大限の可愛らしさを込めて、今回も楽しく演じたいと思います!」と意気込む。
ベビー・グルートのかわいさは、一部劇場で掲出されている彼がフィーチャーされた日本オリジナルのポスタービジュアルで確認可能。マッチ片手にダイナマイトの山の上で手を振っている姿に、メガホンを取ったジェームズ・ガン監督も「新しいガーディアンズの日本版ポスターは、本当に素晴らしいよ! ベビー・グルートの可愛さとイカれた危険さを完璧に表現してる!!」と絶賛。遠藤の声とのギャップと共に、かわいいグルートの活躍に期待したい。(編集部・入倉功一)
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は5月12日より全国公開